リズムの生成と同期現象

太田洋輝

平成17年3月16日





INTRODUNCTION

 我々の周囲では多くの現象が起こっている。例えば、空に目を向けてみると、大気があり、それが雲を形成し、雨を降らす。より遠くに目を向けると太陽、惑星、星がある。星たちは銀河を形成し、銀河は銀河団を形成している。また地上では、、山・川があり、生物が生活している。生物は多種多彩な活動をし、秩序だった社会を形成する。生物の体は細胞の集合体であり、また細胞は様々な分子の集合体である。このようにみると、各スケールごとに特徴的な構造、性質があるのがわかる。これから各構造、性質の起源は、それを持つ集合体の要素にあると考えられる。
 ここで疑問が沸き起こる。集合体中の各要素はどのように相互作用して特徴的な構造、性質を形成するのか。また各要素の相互作用がわかればそれらが集まったときの構造ないし性質は予測可能か。
 集合体の特徴的な構造としてリズムの形成、同期現象があげられるだろう。身近な例では、リズムでは自分の心臓の鼓動である。同期現象は交流回路から、株価の変動など社会現象にもみられる。
 この課題演習ではリズムと同期現象が起こる系としてペットボトルと水を使った振動子を扱う。実験、数値シミュレーションや数学的手段でこの系のリズムと同期現象を探りたい。



全文: ohta.pdf (283KB)


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