メダカの群れの動きのシミュレーションと
メダカの群れの生成と分裂のリズム

内山 秀樹




1.動機

 鴨川の上を飛ぶ鳥や水族館の魚は群れを形成し、集団としてまとまった動きを見せる。しかし、例えば数十匹からなる鳥の群れの中に、群れ全体の動きを先導するような特定のリーダーが存在しているようには見えない。また、個々の個体が群れ全体の動きを把握しているとは思えない。むしろ、それぞれの個体は自分の近くの仲間からのみ影響を受け、その影響に対し単純な応答をしており、その影響の集積により群れが形成・維持されるのではないかと思われる。
 そこで、上の考えが正しいかどうかを確かめるため、また、最終的に群れの様々な特徴を説明することのできる数理モデルの構築を目標として、実際のメダカの群れを観察することにした。



全文: uchiyama.pdf (927KB)



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